ムラタセイサク君からみるロボットの未来
なんだか大々的なタイトルをつけてしまいましたが,
昨日のワールドビジネスサテライトに出てた,ムラタセイサク君です.
ヤフーの記事はこちら↓
簡単に言えば,ロボットが自転車に乗って走り,静止・バックまでできちゃうっていう話です.
非常にすばらしい.
やっとここまで来たか,という感じですね.
6人の技術者で5ヶ月がかりで開発したということですが,大変だったことでしょう.開発者のブログもあるので興味のある方は見てみるとおもしろいと思います.
さて,ロボットと人間を比較してみます.
アクチュエータ・センサ技術や制御理論などの発展に伴ってロボットは日々めざましく進化をしています.
それらによって今までできなかった動きが可能となり,さまざまなロボットが開発されました.
ロボット,特にヒューマノイドロボットは人間の動きを再現するような開発がなされてきました.
ホンダのアシモが階段を下りて電車に乗れるように
東大のロボットがバットでボールを打てるように
ソニーのQURIOが転倒することを許されたように
セイサク君が自転車を運転できるように...
ロボットには目をつけ,三半規管をつけ,耳をつけ,触覚(圧力センサ)をつけ,口をつけました.
人間に似せるために.
そしてその結果,セイサク君は自転車に乗ったまま静止できるようになりました.
セイサク君は,この点で人間を越えていると言えます.
近い将来,間違いなくロボットは運動能力において人間を越えます.
今まで人間に近づくように造られてきたロボットは人間を越えていくのです.
次の目標は(本来の目標なのかもしれませんが),人間にできないことをすること.
これがロボットの使命になると思います.
人間という1点の目標に集まったロボットは,その後人間以上の無数の方向に発展することと思います.
様々な人間以上のロボットが世に出るでしょう.
身の回りにロボットがあふれる時代は,そう遠くないと思っています.
あなたは,身の回りにロボットがあふれることに違和感を感じますか?
恐怖感を感じますか?
きっと恐怖だと思います.
でも,慣れます.
自動販売機にお金を入れる時,もしお金だけ取られたらどうしよう.と考えますか?
ストーブを使うとき,爆発したらどうしよう.と考えますか?
きっと,慣れると思います.
少し話がそれましたが,
個人的には,人間を越えるような単純に「すげー!」って言えるようなロボットがどんどん出てきて欲しいと思っています.
そして,もし機会があれば実際に目にして,触れて,感じていきたいなと.
いつか携わりたいという想いも捨てきれないわけですけど..ね.
長々と,駄文を書いてしまいました.
あくまで個人的な見解ですので,お気に触りましたら大目に見てあげてください.
さぁ,2足ロボ製作に向けてがんばろうかな!?